キャリアって何?
同じ会社に勤めるサトシとまきPが、スポーツ&キャリアデザインに関するテーマについて、語ります。

登場人物紹介
サトシ:50歳のオッサン、学生時代まで、野球やバスケットボールをしていたが、ケガでリタイアをした。現在、普通のサラリーマン。
まきP:永遠の20歳⁉︎都内で企業に勤務。スポーツをあまりした経験はないが、カラダを動かすことが好き。趣味はスポーツ観戦。

春だね!出会いと別れの季節!いいねぇ〜。

だね〜。学校なら、入学式があり新学期が始まるし、社会人なら、新入社員が入ってくる季節だよね。

なんかウキウキしちゃう!

そうそう、進学や異動で、引越ししたりして住む環境も変わるから、すること、見ること、出会うこと全て新しくワクワクするよね。

なんか懐かしいよね、実家から離れて一人暮らしした時は、何から何まで新鮮で、身の回りの家電やアイテムを買うだけでも楽しかったな〜。

あ、私はずっと実家暮らしだけど・・・(汗)そういえばこの時期、ニュースや職場でも「キャリア」という言葉を耳にすることがあるけど、どんなイメージを持っている?

「キャリア」という言葉をイメージする時に、最初に浮かぶのが、アントニオ猪木の引退スピーチかな。

プロレスのアントニオ猪木?
引退スピーチ?

名言だよ!1998年4月4日東京ドームで引退試合した後に、アントニオ猪木がスピーチした中の一文だー!!
この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ

ポエムだね、猪木って詩人なの?

実は、アントニオ猪木が、哲学者であり後に宗教者となった清沢哲夫氏の詩「道」を読んで感銘し、応用したものだって。プロスラーって、日々リングの上で戦いがあるわけじゃん。対戦相手はもちろん、自分自身との戦いでもあるわけじゃん。戦いに直面する人にとって、日々不安や恐怖があり、それが故に「生きることは何か」をより実感しやすいと思うのよね。
これって実は、プロレスラーだけが特別ではなく、私達でも直面しあり得る話だと思うんだよね。学校生活でも、職場でも、家庭でも、部活でも、カフェでも、どんな場面でも、喜びや楽しみがある反面、ふとした瞬間やふとした出来事で不安や恐怖が訪れることってあると思うのよね。普段は考えない「生きることは何か」を思っちゃうことないかな?

あるかも!上司や部下との人間関係がうまくいかなかった時や、仕事で失敗した時なんか、「あ〜、何やってんだろ自分」って、落ち込んだりする。こんな時、「辛いなー、自分ってなんなんだろ、生きるって難しい!」そんなこと思うこともあるね。

所詮、人間って弱い生き物だから(笑)

確かに!

思うに、『人は、いろんな感情がある中で、「今」を選択し生きている、そして、「生きること」の結果が「道」であって、「キャリア」はその連続』ではないかと、そんなイメージを持ってるよ。

なんか語ってる〜。

あんたが、語らしたんでしょう!
以上