Bリーガーのポッドキャストが楽しい
今年の春頃から始まった、プロバスケット「Bリーグ」選手のポッドキャストを聴いている。
富樫勇樹選手とベンドラメ礼生選手の「Club 93 Podcast」
田渡凌選手と原修太選手の「COURT SIDE Podcast」
上のリンクはYouTubeだが、Club 93の方は動画でない、いわゆるポッドキャスト番組もあるので、SpotifyとかApple Podcastsのようなスマホアプリから音声だけで楽しめるのも嬉しい。移動時間にちょうどいい感じ。
違うチームに所属している同世代の選手同士のおしゃべりは、どちらも練習後の部室みたいな?リラックスした雰囲気。怪我での苦労話が出るかと思えば、自チーム内のちょっとしたエピソードとか、少々くだらない(失礼!)話もあって、選手のことを少し身近に感じられたりする。興味深かったのは、彼らが語るBリーグ内の選手個人の評価。対戦して肌で感じる選手のスピードとか、ディフェンスしにくい動きとか、選手の細かい特徴なんかも話されたりして、試合中継を見ているだけでは手に入らない情報がバスケ好きの私にはたまらない。富樫選手は、他のチームやリーグ全体のことを話す場面が欲しくなってPodcastを始めたと語っていて、こうした選手目線の発信は大歓迎!
富樫選手の話といえば、中学卒業後にアメリカのバスケ強豪校に留学した時のエピソードも面白かった。当時の富樫少年がモントロス・クリスチャン高校に決めた理由はなんとも微笑ましかったが、中学生が悩みながらも(周囲の力も借りて)自分のキャリアを選択したという事実は素晴らしいこと。色々な大人の話も聞いて、自分自身の心の声も尊重する、そうしたバランス感覚がキャリア形成には大事だなと思う。